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院長ブログ

2016年1月21日 木曜日

頭のいい人ほど謙虚で腰が低い

頭のいい人は、自分に欠けた部分を冷静に見極めることができ、常に謙虚で腰が低いようです。ですから、自己評価を過大にすることはありません。一方、頭の悪い人は自己評価が非常に過大で、根拠のない自信をもっていることが多いようです。言うことは立派ですが、実力が伴っておらず、仕事でも結果を出すことができません。さらに、たちが悪いのが、結果が出せなかったことを会社や同僚のせいにするのです。もうこうなると処置なしですね。
成功も失敗も自分自身で受け止める覚悟が必要ですね。成功しても決して驕らず昂らず。失敗したとしても決して嘆かず腐らず自分の責任として受け止め、失敗を教訓として次に生かす姿勢が大切なのではないでしょうか。

投稿者 あんのうらクリニック | 記事URL

2016年1月 6日 水曜日

エリートたちのこども時代

世間でエリートと言われる業種は官僚、弁護士、医師などです。現在エリートとして社会で活躍している人たちのこども時代はどうだったのでしょうか。
これを研究されている高名な研究者の方の研究結果をご紹介したいと思います。彼女の名前は内田信子さんです。彼女は発達心理学の第一人者です。
23〜27歳の現在、官僚、弁護士、医師などの社会的にエリートと言われる難関資格をもって活躍している子どもを二人以上育てた経験をもつ親を2000組抽出して得られた研究結果をご紹介いたします。まず、その親たちが子どもが就学前にとても意識したことのアンケート結果をお示しします。
1.幼児期に思いきり遊ばせた。
2.遊びの時間を子どもたちと過ごすことが多かった。
3.絵本の読み聞かせをたくさんした。
4.子どもの趣味や好きなことに集中して取り組ませるようにした。
「エリートの子どもは、さぞ子ども時代から勉強ばかりやっていたのだろう」とか「遊びとかせずテレビなども見てないのだろう」とか思われる方が多いと思いますが、実際は全く反対の結果でありました。このことがなにを意味するのか、私なりに考えてみました。
考察1能動的な遊びによって社会性、創造性、協調性が培われる。
考察2.親と一緒に遊ぶことで、安定した情緒がつくられる。
考察3.絵本の読み聞かせにより、集中力、好奇心、想像力が培われる。
考察4.好きなこと、興味のあることに取り組みやすい環境をつくることで集中的かつ継続的に取り組める。
考察5.好きなこと、興味のあることに継続的に取り組むことで、大きな成果を得ることができ、達成感を体験することができる。
考察6.好きなこと、興味のあることを継続して行う過程において、大きな目標を達成するために試行錯誤することで、自分で考える力が培われる。
以上が私なりに考えた考察です。
就学前のお子さんをお持ちの方の子育ての参考になれば幸いです。
図示したグラフはエリートが幼少期によく遊んでいたことを示すものです。

投稿者 あんのうらクリニック | 記事URL

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