院長ブログ
2015年11月18日 水曜日
どっちが理想の母親?
たとえば学校の先生が放課後に残って勉強が遅れているAくんとBくんに勉強を教える場合を想定します。先生は彼ら二人のために夜8時ぐらいまで勉強をみてくれました。このことを自宅に帰ってAくんもBくんも母親に話しました。Aくんの母親は、「まあ、よかったわね。いい先生ね」一方Bくんの母親は「まあ、よかったわね。いい先生ね。でもBくん、先生はあなたのためにそんな遅い時間まで残ってくださって、先生のお子さんはさびしかったんじゃないかな。こんな時間までお母さんを待っていて、さびしかったろうし、お腹もすいてたでしょうね。先生はご自宅にお帰りになって夕飯の準備とかされるのだから、お子さんたちが夕飯を食べられるのはきっと9時ぐらいになるんでしょうね。Bくん、先生はそうまでしてあなたに一生懸命教えてくださったのよ。だから先生には本当に感謝しなくてはいけないわね。明日先生に会ったら、もう一度お礼を言っておきなさいね。先生のあなたを思う気持ちを決して忘れてはいけませんよ」
さて、あなたはどっちの母親になりたいですか?
さて、あなたはどっちの母親になりたいですか?
投稿者 あんのうらクリニック